健康スポーツ医研修会

今日は健康スポーツ医研修会へ行ってきました。

 

不調を訴えてこられる方の多くに

運動不足の方が多く見られます。

運動しなきゃいけないと思ってはいても

仕事に、育児に、学校行事に、介護に

そして加えて家事、早朝からのお弁当作りなど

本当に忙しい中

なかなか運動をするということにまで意識が回らないこと

よくわかります。

 

ところで

なんのために運動するのか?

血圧が下がるとか、コレステロールが下がるとか

体重が減るとか色々言いますけど

実際、結果が出ないとやる気がなくなってしまいますよね。

 

私もそう言い続けてきましたけど

今日教えていただいたのは

運動すると何がいいのか

なんのために運動するのかのキーワード

Exercise is medicine 

「運動は、脳卒中、心筋梗塞、認知症、がんの予防になる」

ということです。

 

そして

いつ、どうやって、どこで、どんな運動すればいいのかということに対しては

やはり

隙間の時間や仕事の合間に

できる範囲で、有酸素運動、筋トレを組み合わせてやるのが効果的ということです。

頻度は週に3回から5回、20分から30分、

一度にできなければ分けて行っても結構です。

時間を選べるなら食後がオススメです。

 

暑いから、寒いから

時間がないから、という方は

立ってるだけでも血糖値は下がるということです。

そして、膝の悪い方、痛みのある方

ダンベルや、ゴムチューブを使って上半身の筋力トレーニング

痛みがなければゆっくりとスクワット

ちょっとした合間に習慣付けられるといいと思います。

 

ちなみに、私は

気がつくとどこでもスクワットをする癖がついてしまいました。

 

プロフェッショナルな先生から講義をしていただき

また、自信を持ってみなさんにお伝えしていこうと

改めて思いました。

 

 

ただ、高血圧、糖尿病、心疾患をお持ちの方や高度肥満の方は

どの程度の運動が適切なのかのメディカルチェクが必要ですので

専門家の指導を受けられた方がよろしいかと思います。

 

以上のことを

私の言葉で置き換えると

「できることを できるときに できる範囲で 運動する」

といったところでしょうか。

暑い毎日ですが

ちょっとした運動を習慣づけるようにしていきたいですね。